妻 「スピードが良く分かんない」 - 急制動 & コース周回 -
安全確認?安全転倒?
第一段階修了でホッとしたの持つかの間、すぐに第二段階スタートです。
まずはシミュレーター、でいよいよコースでの教習になります。
今まではバイク特有の運転技術の習得がメインだったんですが、ここからは一般道路を想定して、安全確認だったり、危険を予知した運転だったりをしっかりこなしていく必要があります。
そうです、作業が増えるのですね。
第一段階でも何となくやっていたはずですけれど、ここからは卒業検定を見据えて、確実にしっかりと、ということです。
そして、妻はこういった一連の作業をパターンで覚えるのが苦手。
いったいこれから何時間掛かるのか……見守る方の不安は尽きません。
妻 「やること多くて難しい」
夫 「バタバタしちゃって立ちごけしちゃうかな?」
妻 「……」
夫 「今日何回転んだの?」
妻 「1回、2回?……かな」
夫 「だいぶ減ったね~」
これまで数えきれないほど転倒してきたと思いますが、不思議とケガは無いんです。
なんといいますか、逃げるのが上手?無理に頑張らない?そんな感じです。
見ていて、「あっやばいな」と思ったら、その時にはバイクからパッと飛び降りるというか、バイクは完全に見捨てて自分を守る行動をとります。
これ、教習所のバイクだからこれでもいいと思うのですが、自分のバイクだったらどうするんでしょ?
あっという間にボロボロになりそうで今から空恐ろしい……
話題がそれましたが、とにかくパターンで覚えて、心にゆとりを作るってのが当面の課題でしょうか。
最後の難関
第二段階で追加される運転技術はほとんどないのですが、一つだけ特筆すべきことが。
それは「急制動」です。
規程の速度まで加速し、短い距離で停止させる。そういう操作スキルです。
スピードを出してからの急ブレーキなので、慣れないと怖いですし、実際に転倒の危険もあります。
妻 「うんとねー今日は急制動ってやつだった」
夫 「あら、恐かったでしょ?止まれた?」
妻 「スピードが微妙?良く分かんなくて。遅いのかも」
夫 「メーターに出てるでしょ~」
ブレーキ操作開始地点で40km以上出ている必要があるんですが、その速度がキープできているかどうか自信が無いみたいです。
やっぱり急ブレーキの操作なので、ちらっとメーターを見て、「40km以上、OK!」「次の線からブレーキ!」って構えているうちに、アクセルを戻してしまい速度が落ちる……そういう感じなのかなと予想しました。
で、遅いと思ってアクセルを増し開けすると、既定の制動距離で止まれないと。
握力もないので、ブレーキを握る力が弱いのかなとも思いましたが、さてどっちなのか。
夫 「40kmギリギリじゃなくて、高めに速度出すと良いよ」
夫 「ブレーキ始める前にアクセル戻せば、ちょうどいい感じになるし、止まりやすいから」
妻 「そうなの?やってみる~」
溜息の日々
第二段階は順調に進んでいると思うのですが、教習所から帰ってくると常に落ち込んでます。
コースを回るようになっているので、第一段階で一度クリアした課題にもう一回向き合うんですね。
すると、またクランクで失敗したり、スラロームでパイロンにぶつかったり。
それと、細かい指摘の数々。
カーブで膨らんだり、停止線手前でふらついたり、外周を走る速度が遅かったり、etc……
第二段階の付き添いはまだなのですが、第一段階終盤ではかなりバイクに乗れている感じだったので、そんなに落ち込む必要は無いと思うのですが。
妻 「はぁ~~~」
夫 「大丈夫だよ~この間見たらすごく乗れてたよ!上手になってるよ!」
夫 「先生たちは確実に合格してほしくて、色々言ってくれてるだけだからさ」
日々必死に励ましてます。