あれから1年半
妻ライダーになる
教習所生活を終えて1年半くらい経ちました。
夫 「今日はバイクで出かけようか?」
妻 「どうやって?」
夫 「自分のバイクで自分で運転して」
妻 「え~心の準備が」
夫婦ツーリング前日の会話はたいていこんな感じ。
タンデムで後ろに乗るか自分で運転していくかのじゃれあい駆け引きがお約束。
あれから、教習所卒業後にすぐに運転免許センターに行き普通自動二輪免許を保有する立派な主婦ライダーになりました。
妻の車両選び
50ccの「モンキーに乗りたい」からはじまったバイク免許取得チャレンジ。
教習所の影響は大きくて、乗り慣れたCB400SFからかけ離れたバイクでは運転する自信がないようです。
夫 「CB400、教習所で何回も倒したでしょ?普通に売ってるやつにあんながっちりしたガードパイプ付いてないよ?足届くバイクが良いよ」
妻 「そうだけど……なんかレブルってやつは長くて怖い」
夫的には、シート高が低いホンダ レブル250が本命おすすめだったんですが。
身長150cm前半の妻でも両足べったりですから。
ただ、全長が長いので大柄に見えてしまったようです。
それと、クルーザー独特の乗車姿勢に違和感があったようで敬遠されてしまいました。
条件を見直して、こんな感じで探します。
- 新車は立ちゴケのメンタルダメージがでかいので中古
- シート高はつま先は届かないとダメ
- 車重が軽めでコンパクト
- スポーツタイプの乗車姿勢
- ローダウンカスタムできると尚良し
で、結局「ヤマハ YZF-R25 純正カスタムパーツてんこ盛り」の中古を見つけ出し購入です!
実際に妻が乗ってみると……
妻 「あっ!!!ごめ~ん!!だめだ~」
夫 「どうした?」
まぁ、足先つんつんだと倒しますよね。慣れるまでは。
しょぼくれた姿で寝ころんだバイクの横に佇む姿がかわいいです。
過去1年の戦績。
- 左ステップ折る×2回
- 右ステップ折る×1回
それと、指の短さと足の短さの影響がこんなとこにも。
- レバーに指が届きにくくてすぐに疲れる
- 料金所でバイクを降りないとお金を払えない
物理的対処法
このまま放っておくと心のダメージでバイクが嫌いになってしまいそうなので、車両側に対策しました。
- リアサスのプリロード調整(車高が一番低くなるように)
- 左右レバーを調整式&短いタイプに(疲労軽減とレバー折れ防止)
- ETC取り付け(料金所での立ちゴケ予防)
- カウリングプロテクター取り付け
- 予備ステップ常備
車両自体をローダウンにカスタムする手法もありますが、2019年型のYZF-R25については良いキットが出て無いようで今のところ保留です。
250ccのバイクは純正&カスタムパーツが安いのがいいですね。
特にYZF-R25は純正のカウルが安い!
細かくパーツが分割されていて部分交換が可能です。初心者のお財布にやさしくて助かります。
プロテクターを付けるより、むしろ割れたカウルを交換してしまった方が安いかもです。
心理的対処法
妻曰く、立ちゴケは夫側に原因があるそうです。理不尽ですが。
難易度高すぎ……
自分の対処の基本はこれです。
夫 カルガモのお母さんになりきる
初心者妻ライダーの夫って結局どうなの?
楽しいですよ。
夫の趣味領域に妻が入り込むのを嫌う。そんな考えもありだと思います。
自分の場合は、いろいろ気を使うことも含めて楽しめてます。
なにより妻の表情や声がコロコロ変わるので面白いです。
自分の運転できれいな景色の道を走れば本当に喜んでますし、立ちゴケしてしまえば目に見えてどんより落ち込んで、運転に疲れれば沈黙。コーナリングで自己満足できれば自慢する。
未だに一緒に走って飽きないですね。
自分一人でツーリングすることもありますし、時々はタンデムすることもあります。
バイクでの楽しみ方の幅が広がって、妻には感謝です。
ロングツーリングするには妻の体力不足が課題なのですが、いつかは北海道を二人で走るのが今の夢ですね。叶えたいです。
そして妻バイクへの応援も二人で乗り続ける限り続けていきますよ。