夫 「ツーリング行ってくる」- 卒業検定二回目 -
夫逃げる
夫 「待ってるだけだとドキドキして落ち着かないからツーリング行ってくる」
妻 「うん。楽しんできて」
二回目の卒業検定終了を待たず、現実逃避の旅に出ます。
結果の連絡を大人しく待ってるってことが出来そうにないので。
……とはいうものの、検定の時間を聞いてしまったので、出先でも気になる気になる。
メンタルがだいぶ上向いたので、今日は行けると思うのですけれど。
前回同様、検定終了時刻になっても連絡なし。
夫 「(今回もダメだったか)」
(LINE着信)
妻 「(画像)」
夫 「おー!卒業証明書!おめでとう!!!」
妻 「バイク楽しく乗ってた?ダメだと思ってたでしょ?」
夫 「長い戦いであった……今度一緒に乗ろうね」
戦い終わって反省の弁
夫の方は涙が出るほどうれしくて、浮かれながらツーリング先から戻りました。
ところが妻の方からは反省の言葉がポロポロと。
やっぱり、苦手としていたクランクは完璧にこなせず、検定終了後に教官から指摘を受けてちょっと凹んでいました。
同じく苦手な発進も、あわやエンストという場面も何度かあったようです。
合格したのにネガティブ思考に陥るのは、本当にらしいといえばらしいのですけれど。
夫 「ギリギリでも合格すればいいのよ」
夫 「免許取っちゃえば上手下手じゃなくて、無事故でお家に帰ってくるのが大事なんだから」
体格のハンディは重かった
第二段階は、少しのオーバーと卒業検定二回で終わることができました。
やっぱり第一段階でみっちり揉まれたのが大きかったのでしょうね。
走り出してしまえば本当に安定しているので、公道を走っても大丈夫でしょう。
逆に、手足の短さと筋力・体力不足のハンディは最後まで重く圧し掛かり、完全に克服するまでは至りませんでした。
- クラッチレバーが遠くて握力も弱く、半クラッチキープが苦しい。
結果エンストの危険が常にある。 - ブレーキレバーが遠くて、上手く力を入れられない。
結果停止線で静かに止まるのが難しい。 - 体力が無く、教習は一日一時間が限界。
乗り越えた点もいくつかあります。
- 足の短さはなんとか克服。立ちごけは終盤はほとんどしなくなった。
- 引き起こしもコツをつかんで上手になった。
結果として、教習開始から卒業まで約三ヶ月かかることとなりました(このブログはなかなかリアルタイム更新できてませんでしたが)。
料金の方は、なんとか通常の二倍までは行きませんでした。1.7倍ぐらい?かと。
夫の反省の弁
やっぱり上から目線のアドバイスはダメだなと。
妻 「できるからそう簡単に言うんだよ」
これは良く言われました。
テクニック的なところは教官に任せた方が良いです。
あちらはプロなので、あの手この手で技術習得をさせてくれます。
夫ができるのはお金の手当と、疲れて教習から帰ってきた後の家事。
あとは教習所の失敗談をひたすら聞く。
それで十分なんですね。
後は楽しむだけ
さて、妻に運転免許センターに行ってもらったら、次はバイクと装備を用意して出かけるだけです。
夫 「バイク買ったら一緒に走ろうか!」
妻 「まずは近くで良いから」
妻 「教習所みたいに前を走って。ついてく!」
楽しみです。ハラハラして疲れそうですけれど。