アラフィフ妻がバイクに挑戦!応援ライダー夫のブログ

低身長、体力ゼロのアラフィフ妻が普通自動二輪免許取得に挑戦。バイク免許取得を目指す女性を応援するベテランライダー夫の噛み合わない応援記録です。

妻 「なんか一人なの」 - 外周周回 -

外周女王の称号を与えましょう

妻の普通自動二輪免許、第一段階教習進めていますが、どうも一つハンコを貰うのに最低2時間はかかっている模様。 

7~8時間ぐらい乗っているとは思うのですが、外周ぐるぐる以上の事はほとんどやらせてもらってないようです。

 

夫 「外周女王とか外周オバサンとか言われてたりしてね」

妻 「言われてそう……お金も掛かりそうだしゴメン(´・ω・`)

 

この自動車学校、普通自動二輪免許のコースは、女性限定でお得なパック料金があったんです。

料金を一括先払いすれば、

  1. 技能教習の延長 5時間まで補償(+4時間弱ぐらいの料金上乗せ)
  2. 時間上限なし、卒業検定1回まで補償(+10時間分ぐらい料金上乗せ)

の2コースが選べます。もちろんオーバーなしで卒業できるとは二人とも思っていないので……

 

妻 「どっちがいいかなぁ」

夫 「2番一択でしょ」

妻 「だって高いよ?」

夫 「そぉ?」

 

この時、もっと強く押しておけばよかったです。

よく考えると1番はほとんどお得感ないのですよね。

 

夫 「お金の心配はしないでね。楽しく教習やれてれば嬉しいからさ!」

通い始めたばかりの時は、いい夫風にさわやかな返事を。

 

後日、

夫 「なんであの時上限なしコースにしなかったのさ」

と手のひらを反すことになるのですが。

上限なしを選んでいた場合は、頑張る必然性が薄れて、本当に外周の主になったかもしれず。こればっかりはなんとも……

 

左足はどうするの?

何度でもベテランライダーの虚をつく質問がやってきます。

 

妻 「あの~ギアチェンジした後の足ってどうするの?」

夫 「チェンジペダルの上に置いとけばいいじゃん(っていうかこの質問今なの?)」 

妻 「最初踏むでしょ。で、下に入れてそれから?」

夫 「ん?上にあげて2速に入れるでしょ。そんで、つま先をクルっと外側に回してペダルの上に持ってく」

妻 「すぐ3速上げたり、下げたりになるじゃん」

 

どうやらシフトペダル操作が忙しいというか、時間が足りないということを言っている……らしい。

 

アチェンジに必要な、アクセル、クラッチ、シフトペダル操作は、反復練習のおかげで大体はできるようになったみたいです。

でも、まだ少し考えちゃうんですね。

ここの教習所内のコースは狭いので、外周とは言え、カーブが終わるとすぐカーブ。

頭の中で、

「左手握って、左足をペダルの下に入れて、ペダルを上にカチッとして、ペダルの上につま先を置いて、また左手を開いてアクセル開けて」

なんてことを考えながら3速までシフトアップしていたら、目の前は次のカーブです。

 

夫 「クラッチ握ってから、左足動かすんじゃなくて、最初に左足の準備しといて、ペダルに力を軽く加えとく。それからクラッチ握ればカチッと入るよ」

夫 「あとは、繰り返しで2速、3速ってパンパンパンでさっさと上げていいんだよ」

妻 「で足どうするの?

 

……ごめん。困りごとワカラン。たぶん何かズレたアドバイスしちゃってる。

教官殿、妻をよろしくお願いします。 

 

頑張ると踏んじゃう

妻 「勝手にギア入っちゃうの

夫 「勝手には入らないでしょ。何かしてるんだよ」

 

超常現象が発生しているわけもなく。

教官に「リアブレーキを使え」と指導を受けた様です。

カーブへの侵入前とかの減速時ですね。

指導を受ける前は、フロントブレーキのみか、アクセルを戻しての減速でなんとかなっていたのかなと。

 

さて、リアブレーキは右足側ペダルです。そのブレーキを踏むときにシフトペダル側の左足にも力が入っているのではないかと。

バイクの構造上、クラッチを握らなくても、シフトペダルに力を入れて、アクセルを閉じるとギアチェンジしてしまうのですね。

 

夫 「足ブレーキ(あえてリアブレーキとは言わない)踏むときには、左足のつま先上げるようにしてみて」

妻 「わかった~」

 

教官の苦労の果てに

時々付き添いしていますが、教官との二人乗り指導が多い気がします。

通常は、自分と教官の2台のバイクで、教官が前を走りついていくパターンか、並走するパターンが指導の基本スタイルです。

どうやら走りながらの説明では、十分に指導できないと判断されているようで。

 

教官の後ろに乗り、実際の操作と口頭説明を同時に行うことで、少しでもコツをつかんでほしい。

そんな教官の苦労がしのばれます。

 

そしてもう一つ。

 

妻が気づきました。

妻 「なんか一人なのよね

他の生徒さんは、教官一人に生徒二人です。

自分はマンツーマン指導になっていることに気づいたようです。

 

やっぱり外周女王様には専属の教育係がふさわしかろう。そんな判断でしょうか。

経営的にはコスト二倍掛かっているはずなので、お得と言えばお得。

 

教習所の総力を挙げた指導の結果。

妻 「外周じゃないところ走った!

夫 「やっと外周脱出だね!いや~長かったね

 

これで、発進、加速、減速、停止の基本スキルは獲得。したと思いたい。

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マンツーマン指導で羽ばたけるかな

acworksさんによる写真ACからの写真