夫妻 「気分転換しましょ」 - 休憩 -
壁に当たったら見ないふり
妻 「はぁ……普通にバイクに乗れてる人って凄いって思っちゃった」
夫 「(結婚前から俺の後ろに乗ってて今頃言うのかい!)」
あれだけ転倒しても、エンストしても「楽しい!」とポジティブだった妻が、第一段階で長い足踏みの結果、ついにネガティブに。
普通にバイク運転しているだけの人が神様に見えてきたようです。
壁にぶち当たって煮詰まっているようだったので現実逃避。
そもそもの二輪免許取得の切っ掛けだった、モンキー125を見に行くことに。
今の教習より、免許を取ってからの事に目先をそらす作戦です。
足が届くバイクが無い!
妻 「やっぱりモンキーかわいい!」
夫 「それ50ccのモンキーだよ!」
夫 「そっちでいいなら教習所行かなくても乗れたじゃん!」
……気を取り直して。
Youtubeで見慣れたモンキー125とご対面。
妻 「やっぱりこっちもかわいいね。けどおっきくない?」
夫 「跨らせてもらおうか(店員さんに声掛け)」
妻 「(サイドスタンド掛けたまま)あ~こんな感じなんだ~」
夫 「少しバイク立ててみて。両足着くかな?」
妻 「着かないっ!(;´Д`)」
喜ぶかと思ったら現実を知ってしまいました。
見た目の可愛らしさとは裏腹に、意外とシートが高かったみたいです。
シートが幅広で、まっすぐに足を下ろせないのも悪影響。
小柄な妻にとっては、乗った感じのバランスがとても似合っていて、ぜひ乗せてあげたいと思うのですが、お気に召さなかった模様。
じゃぁ足がつくのは他には?ということで、女性に人気のスポーツバイク VTR250へ。
これはシート高が低いことで定評があります。
生産が終わっているのですが、たまたま中古車の展示があったので。
妻 「うーん。届かない」
夫 「教習所のより軽いから、足が届かなくても支えられるでしょ?」
妻 「そう……かな」
意外にこだわる
これでダメならということで、最後は同じくホンダ レブル250。
妻 「両足着く!あんし~ん!」
夫 「こういうアメリカンタイプでダメなら中型で足がつくの他にないよ」
妻 「……でもなんか違う。大きいし」
夫 「安心できるならいいじゃん。走ると見た目より結構スポーティーよ」
足が着くだけじゃダメみたいです。
教習車とあまりに違いすぎて、別の乗り物と認識してしまった様です。
確かに、足を前に投げ出す形で乗るので乗車姿勢が全く別ですから。
全体の 高さも低くて、幅も細いので大きくはないのですが、どうやら前後に長いことを「大きい」と表現なされたようで。
駐車場とかでの押し引きがちょっと不安に感じたのかもしれません。
試乗したことあるのですが、このバイク、ほんと乗ると楽しいんでおすすめだったんですけれど。残念。
口だけ番長
結局、結局教習所のバイクが一番しっくり来てると思った様です。
お店の方も「CB400SFは、教習所で慣れたからって理由で買っていく人いますよ」と言ってました。
妻 「う~ん。教習所のやつが安心かな!」
夫 「支えられなくてバタバタ転んでるのに、公道で乗せてあげるわけにいかないでしょ!車に引かれるよ!」
妻 「(シュン……)」
教習車の乗りこなしに妙な自信があったようで。
あんなに落ち込んでたのに、この調子のよさがコワい。
公道に出た後で、何かあったら後悔してもしきれないので、妻にフィットして安心して乗れるバイクを探さないとダメですね。
それにしてもスポーツバイク志向の様で。
大丈夫かなぁ……
モンキー125を目指していたのに、どうも方向性が怪しくなってきましたが、息抜きにはなったようで。
また教習所頑張るみたいです。